emanong’s diary

エマノン(大岡山)と山王エマノンのシフト表をメインに

胃・大腸(同時)内視鏡検査 レポート and 最新シフト

・どのクリニックで受診するのか

私が受けたのはららぽーと横浜クリニック。

今から十数年前。当時先んじて大腸内視鏡検査を受けた奥さまからの強いオススメがきっかけ。

「ぜんぜん痛くないよ。もうなんだかわからないくらいスーッと」

「ポリープがみつかったら(保険で)タダになるし、大腸がんは検査ではっきりとわかるから」

というわけで、その当時の最先端、「大腸内視鏡検査に特化したクリニック」を自認していた

「本郷メディカルクリニック」。

その頃はまだHPで数ヶ月先の予約が取れたのでさっそく大腸内視鏡検査を受診。

ポリープも見つかり切除、安心、タダ、らくちん。

まだ40代前半のころ。

 

これはいいやと2年後くらいHPを見ると、半年先の予約可能な日まで全部予約完了。

そして、「当院で受診できないかたにはこちらを紹介します」と。

 

現在本郷HPを見ると、院長療養中のため新規は休診。他のクリニックの紹介もしていない、のですが、当時は、おそらくご自身の門下のクリニックとして紹介してました。ららぽーと横浜クリニック。

 

実は現在の住まいからはちょっと遠いので、医師の常連お客さんのおすすめ、武蔵新田の小原さん(クリニック)もあったのですが、初診の予約がうまくいかなかったりしたので、ららぽーとにしました。

大田区・武蔵新田の小原さんもいいそうです。

 

・受診前に

一週間前くらいまでに血液検査と前日当日に必要なマテリアルをもらいに受診。

 

・前日(食事編)

野菜や果物など、とにかく繊維的なものを一切食べてはいけない、というのが基本です。

前は自分でコントロールしていたのですが、今回は前日食という、繊維の一切ない、レトルトの食事パックが支給(購入)されました。

 

十数年前には前日に寿司に行き、ガリや海苔抜き、中トロなどもなし(脂がだめだそうです)で、なるほど繊維質のものなしでは、寿司も味気ないものだ感じたのを覚えています。

 

検査食パックのものだけを食べていたら気が狂いそうになったので、日高屋に行ってラーメン。でも「ネギ、メンマ、海苔抜きで」。

博多系や横浜系はアブラ多しで、まずいかと思います。

日高屋ラーメン(支那そば系)のスープなら、まぁ、大丈夫だろうと完食。

 

アルコールは禁止とあったのですが、翌朝は残らないくらいなら大丈夫だろう。

そういうお医者のHPもあるだろうと探してみたら、ありました。

ビール、ワイン1,2杯くらいだったら大丈夫と。

なので、ワインをなみなみ2杯いただきマンモス。

カニカマはいいそうなので、おつまみにして。

 

・前日(下剤編)

食事は夜8時までで下剤を9時に、とありましたが、

食事とワインを9時前くらいまで。

下剤をその一時間後に。

3種類の下剤2錠と2包。とマグコロール(この検査の定番です・甘ったるいアクエリアスの粉末)を水に溶かして飲む。

で、寝ます。

 

日が変わるくらいからおなかがぐるぐる。

下剤など普段飲まないから、

眠ってもぐるぐる。

キュー♪ ゴロゴロゴロゴロ♪

ああ、下剤と食べ物が戦っている。

眠るが起きる。眠れない。

ふだん、しっかり寝ているから、よけい眠れない。しかたない。

 

そして、3時くらいからトイレ通い。

尾籠(びろう)ですが、表現します。

 

水がピュー!

ぶゅるびゅるぴゅる!

ひぃぃぃ。

 

それでなくてもお尻の弱い私はとてもつらい。

6時半に起きるまでに、都合4回のトイレ。

 

なぜ覚えているかと言うと、

「下剤を飲んでからの排便回数を覚えておいてください」という指示があるから。

ちなみに普段から便秘気味の方はさらに数日前からの下剤服用を命じられます。かわいそうに。

 

どのみち、朝までにへろへろになります。

 

・当日から出発まで

起きます。身支度をしながら、下剤のクライマックスを迎えます。

午前10時半の検査だったので、朝7時からの指示でしたが、

不安だったので(下剤&トイレが終了する前に自宅を出るとなると、クライシスです)早めに服用開始。

 

マグコロール(前述)が大きな透明の湯たんぽに粉が入っている。その中に水をイン!

1.8リットルの水に溶かして、時間かけて全量服用せよ。というミッション。

 

甘ったるアクエリアス的下剤液を飲む飲む。

出る出る。

飲む、出る。

飲む、出る。

ああ、明日ホール(明日という字は希望が見えますね)が痛い。

 

「どの様な便でしたか」というどす黒いものから薄い黄色までの5段階の写真ペーパー(ご希望のかたにはお見せします)を渡されている。

トイレの液面を見る(見たくないけど)。

ああ、まだゴールまで遠い。

 

家を出ないといけない9時過ぎを迎えるころになっても、まだ到達点には至らない。

でもグルグルはおさまってきた。

グルグルは大丈夫かな。外出の用意をして長靴(外はものすごい雨)を履こうかと思う前に、最後のトイレ。

 

ピュー!

ひえぇぃぃぃぃ!

 

神様仏様イエス様。

道中の安寧を願います。

 

土砂降りの中、駅に向かいました。

タクシー手配しときゃよかった。

 

・クリニック編

神は居た。

幸い無事にクリニックに着きました。

 

そうそう、車で行くと楽なのですが、鎮痛剤(麻酔のような)を飲むので、車は禁止されています。

 

最初の下剤から起きるまでの排便回数。

1.8リットル飲用開始後からの排便回数。

どのような便かの申告。を受付でします。

 

私は5段階の4番目までの到達でした。トイレは都合5回かな。

その場合、最終のトイレをクリニックで指示されます。

そして出たものを流さずに「ナースさんいらっしゃいボタン」を押して

「便を見てもらう」ということになりました。

 

担当のナースさん登場、おお、マスクをしているが今田美桜

 

還暦が近くなると羞恥心という言葉がなくなるものです。

でたものを流さずにみると、色はOKなのですが、ちょっと混じりものが。

これはさらに下剤服用か。と心配しましたが、

今田美桜ナースからは合格をいただきました。

 

早速、奥の検査室に。

カーテンで仕切られたストレッチャー。

では下半身全部、靴下も脱いで。

後ろ、おしりの部分が開く構造の黒い紙パンツをはいてください。

脱いだものとかばんは大きなチャック付きのバッグに入れて。

ぜーんぶ脱いで着替えてください。

 

脱いでいる間にカーテン越しに胃と大腸の症状を聞かれる。

よくわからないが、なんらかの症状があり、内視鏡検査を受ける必要がある。

でないと保険の適用がないそうだ(違ったら教えてください)。

 

なので、胃は「胃もたれがします」。

いつ頃ですか。

ときどきです。

では先月ということで。

大腸は「便にときどき血がまじります」。

いつ頃ですか。

ときどき。

では先月からということで。

 

これは、

どこも悪くないのですが、胃カメラ大腸内視鏡をやっておいたほうがいいと聞いたので。

なんていうと、建前として保険の適用ができないのかな。

おしえてください。10数年まで本郷メディカルのHPにそう書いてあった記憶があります。

 

着替えが完了したらカーテンが開いて横になる。

胃カメラを通す鼻の麻酔薬を、吸う。苦いが飲んじゃってと。

さらに鼻の潤滑剤(ジェルっぽいもの)を鼻に、はい、吸っちゃって〜。

左手に点滴の針を刺され(痛い)。点滴液がポタポタ(まだ鎮痛剤は入らない)。

左下向きになって、お待ちください。

 

何分か経って順番がくる。

はいっ!と二人がかりでストレッチャーでギューンと移動。

ドクターがいる。

目の前に大画面。

はい、これから胃と大腸の検査を始めます。

お名前を行ってください。

「ふかい じゅんいひろうです」

「よろひくおねがいひます」

 

あとはもうあっという間。

鎮痛剤をセットされると、今回は眠らなかったのにもかかわらず、

気がつくと胃カメラは済んでいた(鼻の穴からいれるから見えないわからない)。

大腸も感覚はない中で、ドクターが画面を見ながら、

「あー、ポリープがありますね。とって検査にまわします」

「はひー」(私)。

 

で、おしまい。ストレッチャーで元の場所に戻り、針を抜いておしまい。

 

検査自体はほんとうに一瞬でおわった感覚。

 

ちなみにわたしは昨年に引き続き、大腸にはポリープがひとつ。

胃は、赤い部分があるので、検査にまわしたと。

ピロリ菌の検査もやってくれて、いませんでした。

 

費用はふたつまとめて3万5千円。安い。

大腸だけでも2万円くらいだから、まとめてやったほうが安いし楽です。

 

これで医療保険の手続きのため診断書代が1万円。

保険金が5万円くらいだから、他の費用もあわせてトントンですね。

 

 

・最後に

内視鏡のことを前回ブログに書いたら、常連の50前女子さんが、

わたしも数年前にやって、ガンがみつかりましたよー。

うけていなかったら、今頃ここに生きていません。とのこと。

 

おすすめします。M田さん(激しく、検査など受けないと言っている常連さんのひとり)。

 

あなたの羞恥心より命のほうが価値があるとおもいませんか。

 

最新シフト